2011/03/31

2011年3月の運用成績

2011年3月の運用成績は以下の通りとなりました。
※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。

(2005年1月からの累計)

(個別銘柄ポートフォリオ)


・今月の売買
売り
2229 カルビー(一部)
2735 ワッツ(一部)
3711 創通(一部)
4298 プロトコーポレーション(一部)
4327 日本エス・エイチ・エル(一部)
7751 キヤノン(一部)
9384 内外トランスライン(一部)

買い
2229 カルビー(新規)

今日で東日本大震災の発生からちょうど3週間が経過しました。被害に遭われた皆様には謹んでお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りします。福島原発の問題や被災地の復興など、まだまだ予断を許さない状況が続いていますが、いつか必ず復活するときが来ると信じて、微力ながら引き続き日本の株式市場に資金を投入し続けようと決意を新たにしています。

さて、今月の運用成績ですが、TOPIXはなんとかアウトパフォームしたもののJASDAQには負けています。震災当日の大引け間際は普通に仕事をしており、まったく市場を見ていませんでした。そのときは株価が下がっても一時的なものだろうと考えており、特に売買せず様子見で行こうと考えていたのですが、どんどん明らかになる被害状況や週明け14・15日の大幅な下げを見て多少キャッシュ比率を上げようと考え、15日に保有株式の約10%を売却してしまいました。翌16日から株価は反発しはじめ、結果的にほぼ底で売ってしまうという間抜けな結果になってしまいました。もっと下がるだろうと判断し、その時に買い戻そうと欲を出したのが間違いだったようです。

個別銘柄については、株を始めた当初からいつかは保有したいと思っていたカルビーが3月11日(あの日!)に上場したので、当時残していたキャッシュをすべて投入して寄付き初値2,100円で約定しました。しかし直後の震災による下げ相場でキャッシュを捻出するために半分を売ってしまいました。その他個別の開示等については特記すべき事項はありませんでした。

今後については短期的に震災や原発の状況が好転するとは思えないので、長期的に相場の低迷が続くのではないかと考えています。キャッシュ比率が約25%まで上がっていますのでこれを有効に活用できる局面を我慢強く待つしかないかと考えています。