2012/03/03

SAF2002の四季報CD-ROM条件式化(追記あり)

自分用備忘録。過去に一度エントリにしましたが、今回Wikipedia記載版にあわせて条件式を修正しました。

SAF2002についてはこちらを参照のこと。

連結決算用
(0.01036*([連・利益剰余金(-1)]+[連・利益剰余金(-2)]/2)/([連・総資産(-1)]+[連・総資産(-2)]/2)*100)+(0.02682*[連・税金等調整前当期純利益(-1)]/([連・総資産(-1)]+[連・総資産(-2)]/2)*100)-(0.0661*([連・棚卸資産(-1)]+[連・棚卸資産(-2)]/2)*12/[連・売上高(-1)])-(0.02368*[連・支払利息割引料(-1)]/[連・売上高(-1)])+0.70773
単体決算用
(0.01036*([利益剰余金(-1)]+[利益剰余金(-2)]/2)/([総資産(-1)]+[総資産(-2)]/2)*100)+(0.02682*[税引前利益(-1)]/([総資産(-1)]+[総資産(-2)]/2)*100)-(0.0661*([棚卸資産(-1)]+[棚卸資産(-2)]/2)*12/[売上高(-1)])-(0.02368*[支払利息割引料(-1)]/[売上高(-1)])+0.70773

いろいろ悩んだのですが「総資産」「棚卸資産」「利益剰余金」等、貸借対照表に関わる勘定科目は期中平均値を用いることとしました。前々期末から前期末にかけてB/Sが大きく動いた場合もスコアに反映させることを目的にしています。特に利益剰余金の大幅な目減り、棚卸資産の急激な増加を想定しています。 訂正。これは反対でした。期中平均値を使うと期中にB/Sに大きな変化があった場合にスコアが甘くなってしまいます。期中平均値を使うか期末数値を使うか再検討しています。

【3月10日追記】
SAF2002の計算式では期中平均値ではなく最新のB/Sの数値のみを使用し、年度末ごとにB/Sの変化をきちんと捉えられる計算式にしたほうが良いと判断しました。前期末数値だけを使用した計算式は以下の通りとなります。

連結決算用
(0.01036*[連・利益剰余金(-1)]/[連・総資産(-1)]*100)+(0.02682*[連・税金等調整前当期純利益(-1)]/[連・総資産(-1)]*100)-(0.0661*[連・棚卸資産(-1)]*12/[連・売上高(-1)])-(0.02368*[連・支払利息割引料(-1)]/[連・売上高(-1)])+0.70773
単体決算用
(0.01036*[利益剰余金(-1)]/[総資産(-1)]*100)+(0.02682*[税引前利益(-1)]/[総資産(-1)]*100)-(0.0661*[棚卸資産(-1)]*12/[売上高(-1)])-(0.02368*[支払利息割引料(-1)]/[売上高(-1)])+0.70773
【以上追記終わり】

なお、格付け基準は以下の通り。

AA 1.53900以上
A   1.53900未満~1.18717以上
BB 1.18717未満~0.75261以上
B   0.752611未満~0.41490以上
C   0.41490未満

私のスクリーニングではスコア0.9未満は投資対象から除外しています。

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